俺が、俺こそがERMasterだ!!
やあやあ、僕ですよ!
皆さん、ER図作成ツールって何を使っていますか?
僕は以前にERMasterを使っていて、すごい使いやすかった*1のですが、
- テーブル数が多くなると途端に画面が重くなる
- 一つのビューでしかER図を扱えない
という状況があって、それ以来は違うツールを使っていました*2。
ER図作成ツールとして僕の知っている範囲では、
などですかね。
どれも一長一短でしっくりきません。
最近、とある大きなプロジェクトをスタートするにあたり、今回もA5かな〜とか思っていたのですが、JJUG CCC Spring 2016でU-NEXTがERMasterを使って大規模開発をしたという話を聞きました!
ここら辺の話はこちらに書いてます!
大規模だとテーブル数が多くなるから、ERMasterでは辛いのでは?と思ったのですが、ERMasterをフォークして、自分たちでERMaster-bというダイアログ毎にビューを表示できるツールを作っていたみたいです!すごい!!
早速僕もERMaster-bを使おうと試してみたのですが、フォークした時期が遅かったのか、正式版にはある欲しい機能がなかったり。。
また、正式版には僕の知らない間にカテゴリという新たな機能が出来ており、これを用いることで複数の視点でER図を表すことができるようになっていました。が、いかんせん、カテゴリ毎にテーブルなどのロケーション情報を保持できず、いまいちでした。。
俺が、俺こそがERMasterだ!!
そこで、思い切って僕もERMasterを改良することにしました!!(ひゃっほー!!)
気に入らなければ、自分で改修できるのがOSSの利点ですね。
カテゴリ毎にロケーション情報を保持出来るように改良しました!!
こちらでERMaster-kという名前をつけて開発を進めてます!
github.com
カテゴリ毎にテーブルなどのロケーションを違って保持出来るようにしています!
俺仕様ERMaster-k
ちょうど良い記事があったので、その記事のER図を改修版ERMasterで表現したイメージを貼ってみます。
全体
リソース
イベント
このように、カテゴリ毎に違ったロケーション情報を保持できます!
また、github pageの機能を利用して、こちらで更新サイトを公開しています!
https://kozake.github.io/ermaster-k/org.insightech.er.update/site.xml
因みに、バージョン「1.0.0.v20160918-2330」は、ER図のファイルを開くたびに、
「何かが2倍になって」おかしな状況になるから、インストールしちゃダメだぞ!
(ゝω・)テヘペロ
今後
本当は本家がもう少し活発に動いてくれれば、パッチを送るなど出来るので嬉しいのですが。
本家はほとんど活動停止状態なので、今後は自分好みにこのツールを改良していこうと思います。
ちなみに、ERMasterの改修にあたっては、この書籍が大変参考になりました。
この本のGEFの説明を読めば、ERMasterのソースが読めるようになると思いますよ!
Eclipse 3.4 プラグイン開発 徹底攻略 Eclipse 3.4 Ganymede対応
- 作者: 竹添直樹,志田隆弘,奥畑裕樹,里見知宏,野沢智也
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 144回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
ではまたね!バイナリー!!(((ο(*゚▽゚*)ο)))